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English for Global Citizenship: World 2030

Update 2019.01.15

使用教材
指導案 指導案
作成者 今井 純子 【協力者】 クラス担当授業者(教員) 計6名
順天堂大学 国際教養学部
実施日 2018年10月5日 (金)
対象者 大学2年生
人数 各60人 (5クラス合同)× 2グループ(1限・2限)
時間 90分
科目 English for Global Citizenship II

SDGsと関連するキーワード

  • グローバル・シチズンシップ
  • 協働学習
  • 自律学習
  • 多様性
  • 理解
  • 尊重

目的・ゴール

  • SDGsについて知り、17の目標の内容と相互関係について考え始める。
  • 身近なゴール、当科目や他科目の学習内容、個々の体験を、SDGsに結びつけて考える。
  • 当科目の後期課題を知り、問題解決に向けてのアクションプランを考え始める。
  • SDGsに関する教材やアクティビティーについて知り、後期授業や自主的学習に繋げる。

必要物品

  • PPTスライド
  • 17の目標ステーション用掲示物 (表にロゴ、裏にアイデアブックの情報コピー)
  • ワークシート1・2(一人各1枚)
  • リーディング教材 (一人1枚)
  • ホワイトボードまたは壁(5面)
  • SDGsのロゴ17個 & セロハンテープ (クラス分:今回は、5セット=2回使用)
  • バケツに入れたキャンディー (省略可)
  • オンラインアンケート1・2(省略可)

【会場設定】

開始前
教室の壁3方を1巡するように、SDGsのロゴを貼り、各目標のステーションとする。 本実践は、通常少人数(12-15名)で同時限に週4日別々に授業を行っている5クラスを集め、合同授業を行なったため、スライドを提示して、クラス毎に着席位置を指定した。

①【趣旨説明】 (3分)

00:00〜00:03
授業の趣旨と、本日の目標を伝える。 (本実践は、大学生を対象として、通常の授業者の協力を得、本年度当該授業を担当していない実践者が、同科目の後期オリエンテーションとして行ったため、状況に応じて省略可。)

②【導入1: What’s SDGs?】 (10分)

00:03〜00:13
学生の背景知識の有無を把握するため、SDGsとは何か? 問いかける。聞いたことがある学生に挙手させる。 ピコ太郎x外務省 (SDGs)~PPAPの動画を流す。 2で挙手した学生がいればSDGsとは何か答えてもらう。いなければ、動画の印象について反応を求める。 基本情報をスライドで説明し、共通認識を図る。

③【導入2: What is Sustainable Development?】 (10分)

00:13〜00:23
国連広報センターによる持続可能な開発の動画を視聴し、ペア・グループで感想を共有する。 動画の要点をスライドで説明する。 ワークシート1を配布する。映像スクリプトに注目させ、各クラスでのディスカッションクエスチョンをアクティビティー例と共に紹介する。

④【導入3: What World Do You Want in 2030? 】 (10分)

00:23〜00:33
World 2030について考えさせるため、「2030年までの私、私たち、社会がどうなっているといいか」問いかけ、ペア・グループでブレーンストーミングさせる (World’s Largest Lesson; What World Do You Want in 2030? を元に発想) 個々の意見をオンラインアンケート1に投稿させる (ワークシート1裏のQRコードを読み取る)。 全体として、アンケートの集計結果を閲覧する。

⑤【展開1: 17 Goals Logos】 (7分)

00:33〜00:40
文言の入っていない17のロゴ(ワークシート1裏; World’s Largest Lesson Activity Packより)を提示し、それぞれのロゴが何を意味するのか考えさせる。 いくつか質問 (例: Which logo do you like the best? What does each logo mean? Why does each logo have that image?)を投げかけ、何人かに答えさせる。

⑥【展開2: ジグソー法=個別タスク】 (7分)

00:40〜00:47
国連によるSDGs紹介(各目標ページのWHY IT MATTERS)を順不同に配布し、第一印象、興味を持ったもの、偶然手前に来たものを手に取らせる。ワークシート2を配布し、3つの質問に注目させる。タスク(手にした紹介文とワークシートのゴールを照合し、文書を読んで、3つの質問の答えを見つける)を説明。 スキムリーディングをし、個別でワークシートを埋める。

⑦【展開3:ジグソー法=エキスパート班】 (10分)

00:47〜00:57
自分が読んだゴールのステーションに行き、同じ文書を読んだ者同士でワークシートを見比べる。 自分のステーションのロゴの裏に載せられた情報(SDGsアイデアブック各目標1、2ページ)をグループで理解し、エキスパート班として、担当のゴールについて他のグループに英語で紹介できるように準備する。

⑧【展開4: ジグソー法=ジグソー活動】 (13分)

00:57〜01:10
今日まだ話していない人とペアを作り、お互いが知っているないようについて英語で聞き、交換した情報を元に、ワークシート2の空欄を埋めていく。 制限時間内に、できる限り17個のゴールを埋めていく。 終わらなかった分には、クラス毎に戻って続ける。

⑨【振り返り:クロストーク】 (12分)

01:10〜01:22
各クラス毎に集まり、17のゴールの関係性やそのために何ができるかについて話し合う。(発想元: World’s Largest Lesson: What World Do You Want in 2030? ) クラス毎に用意されたロゴを並べ替えて、なぜその並び方にしたのか、発表ができるように備える。 記念にクラス写真を撮る。 プレナリーとして、クラスの 作品を全体にシェアする。

10【まとめ1: 後期オリエンテーション】 (5分)

01:22〜01:27
本科目での前期・後期の学習内容とSDGsの関連性についてスライドで紹介する。 プレゼンテーション課題 (ポスター)について説明する。 ライティング課題(リファレンスサマリー)を説明する。 各モジュールブックレットに追加される教材について説明する。またIssue Logの記事としても選択可と伝える。

11【まとめ2: Wrap Up】 (3分)

01:27〜01:30
もう一度、文言なしのロゴを見せ、どのロゴに一番関係性を見出せるのか問いかけ、何人かに答えてもらう。 実践者自身の答え(なぜ、教員をし、今SDGsについて授業をしているのか)を共有する。 自分に何ができるのか?考えてもらうため、吉本の「SDGSについて考え始めた人たち (Last French Fly)」の動画を流す。

授業後

事後
【各クラス毎の振り返り学習】 (60-90分) 翌週の月曜日から小クラスに戻り、担当授業者とクラスメートと共に、前期の学習の復習と、合同授業の振り返りを行い、後期の学習をスタートさせる。 実践者が用意したオンラインアンケート2に答える。

やってみての所感・成果

既存の教材を使っての実践は,授業の設定や大学生の知的レベルに合った教材選択という点でチャレンジングだった。結果的には、協力者である授業担当者の声を聞き、学生が興味を持ちそうな素材を組み合わせて使用した。World’s Largest Lessonsの教材は、授業をデザインする上で、国連の動画・文書は学習者の年齢や知的関心に相応する教材として、ピコ太郎や吉本の動画は興味・関心を向けさせる動機付けの材料として、また、Think the Earthのアイデアブックは理解を深める為の補助教材として有益であった。 カリキュラム上、年々時間が取りづらくなっている恊働学習・合同授業・内容重視の授業であるが、授業後のアンケートを読むと、SDGsという新しい内容をクラスの枠超えた新鮮な雰囲気で学べたことが新たな発見や後期のやる気に繋がったという感想が多く見られた。 一方で限られた時間内に、様々な形式のアクティビティとオリエンテーションを行ったため、1つ1つのステップが教材の紹介程度にとどまり、学習者としては忙しく詰め込み過ぎな面もあった点が反省点である。 本実践は単発であるが、学期末ポスター発表、教員研修、教材開発、カリキュラム改善、1年次英語科目や3年次科目との繋がり等、様々な方面での教育改善に結びつけて行きたいと考えている。 SDGsについての学びを協同学習と個々の学生の目標設定に照準を充てる本実践は、結果として、仁(他を思いやり慈しむ心)を学是に、不断前進を理念とする本学の国際教養学部の学風に大変マッチした。